ウェブ解析士を取得したらSEOに挑戦!ウェブサイト立ち上げで実践的に学ぶ
ウェブ解析士を取得した!次は何を学ぼうかな!
そんな向上心の高い方には、ウェブサイトを個人で立ち上げてSEOにチャレンジすることを、おすすめしたいです。
どうも初めまして、デジタルパフェ運営スタッフのナガミツです。
普段は上級ウェブ解析士として、サイト立ち上げやアクセス解析、SEO対策のお手伝いをしています。
Digital Parfait代表の田北さんとはウェブ解析士仲間でして、本サイトのデザインやSEO対策を任せてもらっています。
ウェブに触れるのが好きで、特にSEOに力を入れています。
今後もデジパフェlogの中で、SEO対策に関する記事も公開していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
さて、本題に入りますが、ウェブ解析士はデジタルマーケティングについて、広く体系的な知識を学ぶのに適した資格ですが、実務に活かしていこうと思うとさらに深い知識や実践力を求められます。
実践力を高めるという観点で、当サイトでは上級ウェブ解析士の習得をおすすめしておりますが、そのほか、実務と親和性の高いものとして、以下のようなスキルの習得もおすすめできます。
- ウェブデザイン
- アクセス解析(GA4)
- SEO
- ウェブ広告
この中でも私が一番おすすめしたい習得スキルが「SEO」でして、本記事では、その理由やスキル習得の進め方について、紹介したいと思います。
始めに結論だけ言うと、SEOは低コストにチャレンジすることができ、他の領域を学習する上での下地も自然と整っていくのでおすすめです。
それでは詳細を解説します。
本サイトでは、ウェブ解析士の上位資格である「上級ウェブ解析士」の取得に関するお役立ち情報を配信しておりますので、興味がある方はければこちらも併せてご覧ください。
SEO対策ってなに?
まずはじめに、SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略で、検索エンジン経由でのウェブサイトへの流入を増やす手法です。
端的に言うと、ホームページのようなウェブ媒体を使って集客するために、Googleなどの検索結果画面で上位に表示させるための施策です。
例えば、自社がウェブサイトを持っていたとして、検索結果の上位に表示されなければ、ターゲット顧客が検索結果画面でクリックしてくれませんし、あるいはターゲットの目に触れることすらないかもしれませんので、対策が求められます。
みなさんGoogleでキーワード検索をした際、検索結果画面で一番下まで見たり、2ページ目・3ページ目までチェックしないことの方が多いですよね。
SEOのメリット
自社サイトに関連性の高いキーワードで上位表示されるようにすることで、ターゲット顧客からのアクセスが増え、ビジネスの機会創出/売上拡大につなげられる点が、SEO対策のメリットです。
ウェブ解析士を取得された方の多くは、何らかのウェブサイトに触れる方であり、ウェブサイトを通じて集客・収益拡大をめざす方だと思います。
SEOを実践することで、自社あるいは支援顧客の事業拡大に貢献することができます。
また、昨今はウェブマーケティング企業が多く台頭しており、各社のオウンドメディアなどを見てみると、SEOの基本的な対策情報は、ウェブ上のオープンな場で簡単に入手できる時代になっていることがわかります。
そのため、ある程度の対策は基本所作として皆が実践し、+αの差をどう生み出していくか?という時代になっています。
ウェブ集客をめざす事業において、SEO対策を一切行わないのは競合に対して遅れをとるリスクがあり、それを実行できる人材が求められているように感じます。
自分でウェブサイトを立ち上げてSEOにチャレンジ!
冒頭でお話したように、ウェブ解析士と親和性の高いスキルはいくつかある中で、私はSEOに触れてみることをおすすめしています。
もっと言うと、できれば自分でウェブサイトを立ち上げてチャレンジすることが、スキル習得の一番の近道だと思っています。
では、なぜ自分でウェブサイトを立ち上げてSEOにチャレンジするとよいのか?
いくつか理由を紹介します。
自分のウェブサイトだとスピーディに施策を回せるし、愛着も湧く
会社のウェブサイトで色々チャレンジしようとすると、稟議や意思決定も必要となるので、なかなか自分が思ったように施策を回していくことができません。
一方で個人で立ち上げたウェブサイトであれば、自身がやりたいと思ったことをダイレクトに、そしてスピーディにこなすことができます。
トライ&エラーを繰り返した分だけ、実践力が付いていくので、成長の観点でも施策をスピーディに回せる点は重要です。
また、自分の城を育てていくような体験ができるのも、個人でウェブサイトを持つことの醍醐味です。
低コストに始められる
SEO対策は「無料集客」「ノンペイド」などと呼ばれ、仮に企業で行う場合も、委託せずに内製でやる分には、費用がほとんどかかりません。
ミニマムだと、ウェブサイトを運営するためのサーバやドメインの費用(月数千円)くらいで、あとは自分が手を動かす稼働くらいです。
例えば、リスティング広告やMeta広告といったいわゆる「ウェブ広告」を実践しようと思うと、広告出稿費が発生します。
広告出稿も予算が少なすぎると、施策の効果を見ながらPDCAを実践することが難しく、数十万円~/月規模の予算確保が求められることが多いです。
一方のSEO対策は、お金も大してかからないので、実践するためのハードルが低いです。
実は私も初めてウェブサイトを立ち上げるまでは、「結構お金がかかるのでは?」とか、「コード書くスキルがいるのでは?」とか思っていたのですが、実際にチャレンジしてみて拍子抜けしたことを覚えています。
いまは、Conoha Wingのようなドメイン付きの安価なレンタルサーバーや、HTMLなどの知識がなくてもコンテンツを作成できるWordpressテーマも安価に手に入るので、誰もがサクッとウェブサイトを立ち上げられる時代です。
周辺スキルを身に着けるための下地ができる
実際に自分でウェブサイトを立ち上げて、SEOにチャレンジしてみると、いつの間にやら周辺領域のスキルが自然と身についていきます。
私自身もまさにこのパターンでして、気付いたときにはスキルの幅が広がっていたなぁと感じます。
ウェブデザイン
いまは、優れたWordpressテーマがたくさん出てきており、ある程度のサイトデザインのひな形は用意された状態でウェブサイトを作ることができます。
必要最小限の情報の入力や画像のアップロードだけで、デザインができちゃったりします。
デザインを整えるのが最低限の用意でいいとはいえ、自分でウェブサイトを持つとなると、皆さん他人のサイトを参考にしてみたり、たくさんのデザインに触れる機会が増えます。
また、サイトのトップ画像や記事のアイキャッチ画像を作るにあたっては、Canvaのようなウェブデザインツールを使う機会も出てくると思います。
こうやって自分のウェブサイトを運営する過程で、「見る」⇒「作る」を繰り返し行うことで、ウェブデザインのスキルもどんどん高まっていきます。
アクセス解析
SEOに取り組むことで、必然的にアクセス解析のスキルも高まります。
効果を検証していくにあたっては、
- 現状を分析(ユーザー数、セッション数、コンバージョン数等)
- SEO施策を打つ
- 施策後の効果を見る(施策前数値との比較)
という工程を踏む必要があり、たいていの場合はGoogle Analytics(GA4)を使って分析を行うためです。
また、自分で立ち上げたサイトであれば、モチベーション高く分析することができる点もメリットです。
ウェブ解析士、上級ウェブ解析士を受けられた方は、カリキュラムの中でGA4を使って協会公式HPのアクセス解析を行うと思います。
他社サイトを分析するのもよい経験ではありますが、用意されたお題について分析するよりも、自分のサイトの方が楽しく分析することができると思います。
収益化できる可能性もある
自分のサイトが育ち集客できるようになれば、あわよくば収益化も期待できます。
あわよくば、と書きましたがぜひそのつもりでチャレンジしてみてほしいです。その方がモチベーション高く取り組めますし、成長にもつながるためです。
勉強のためと割り切ってサーバやドメイン運用費を許容する考え方ももちろんOKではありますが、収入につなげるために取り組む方が、きっと長続きすると思います。
例として、ウェブサイトで収入を上げるパターンとしては、以下のようなものが考えられます。
- 自社商品を売る
- 他社商品を売って手数料をもらう(いわゆるアフィリエイト)
- PV数を伸ばして広告収入を得る(例:Googleアドセンス)
私も苦戦しましたが、初めて100円稼いだ時の感動は今でも覚えています。
トライ&エラーを繰り返しながら、今では複数のウェブサイトで収益化に成功しています。
SEOのおすすめ学習方法
SEOにチャレンジしてみたいけど、何で勉強したらいいの?という方もいらっしゃると思います。
近年はある程度の知識はオープンなものになっているので、ウェブマーケティング企業のオウンドメディアを見たり、Youtubeで「SEO」と検索するだけでも、非常に参考になる情報に溢れています。
よくまとまっていて、参考にしやすいメディアをいくつか紹介します。
いずれも無料で発信されていますが、知っているのと知らないとでは大違いな情報にあふれています。
ぜひ参考にしてみて下さい。
SEOへチャレンジ!具体的な取り組み手順
最後に、SEOに取り組みながらスキルアップをめざしていくためのステップを紹介します。
実際に私自身もこのステップを通じてSEOの知識を高めていきました。
小慣れてくると2、3日でウェブサイトを立ち上げることも可能です。
①ウェブサイトを通じて何を発信するかを決める
最初にウェブサイトを通じて発信する情報について決めます。
- 得意なこと
- 興味を持っていること
- 経験していること
を、配信テーマにするといいと思います。
役に立つコンテンツを生み出そうと思うと、自分の中にすでに蓄積している、あるいは、これから蓄積していく知識や経験を源泉にする必要があるためです。
Googleのアルゴリズムは、大まかに言えば、人々にとって役に立つコンテンツを上位に表示させるようにできています。
また、幅広くなんでもかんでも取り扱うのではなく、ある程度テーマを絞って専門性の高いウェブサイト作りをめざしましょう。Googleは近年、専門性の高いサイトの評価を高める傾向にあるためです。
その上で、収益化をめざすのであれば、将来的にどのように収益化を実現するのかをイメージできるようにしておきましょう。
②レンタルサーバを契約する
ウェブサイトで配信するテーマが決まれば、さっそく箱を用意します。レンタルサーバを契約しましょう。
できれば無料ドメイン付きのレンタルサーバがいいと思います。手続きや設定が楽です。
私のおすすめはGMO提供の「ConoHa WING」です。
ConoHa WINGは国内最速の高性能レンタルサーバーサービスで初期費用無料、最低利用期間無しで月額968円から利用可能です。
レンタルサーバーと独自ドメインがセットになった長期利用割引プラン「WINGパック」がおすすめで、契約期間中、独自ドメイン更新料金0円のまま利用できます。
このサイトも実際にConoha Wingで運営しています。
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③WordPressテーマを購入し、ウェブサイトのデザインを作る
WordPressテーマとは、サイト全体のデザインを変更・調整するために作られたテンプレートのようなものです。
HTMLやCSSの知識がない人でも、デザイン性の優れたサイト運営を可能にします。
私のおすすめは、SWELLです。
このサイトもSWELLを使用しています。
SWELLはシンプルなデザインと高い機能性を両立させた、バランスのいいWordPressテーマです。ブログ執筆・サイト運営の負担を軽くできるような機能がたくさん備わっています。
多彩なブロックやテンプレートが用意されるなど、ウェブサイトの運用を簡単にするための仕組みが豊富で、個人のブログから、企業サイトまで幅広く対応できます。
私も3つほどテーマを触ってきましたが、このクオリティで17,600円は正直破格だと思います。
- 圧巻の機能性と直感的に使いやすいエディター
- マウス操作のみで直感的にコンテンツを作成できる
- 使いご心地を追求したブロックエディター
- シンプルで美しいデザイン
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④キーワード戦略を立てる
SEOにチャレンジするにあたり、
- どのキーワードで上位表示を狙うか
- そのためにどんなコンテンツを作成するか
といった組み立てを行います。
そんなことをしなくてもウェブサイトの運用はもちろん可能なのですが、私は、SEO対策の5割以上はキーワード戦略にあると考えています。
そもそも世の中で検索されていないキーワードを狙ったり、競合サイトがあまりにも強すぎるキーワードを狙うと、なかなか成果に結びつけることができません。
キーワードの検索需要や、競合を踏まえたSEO対策の難易度を調査できるツールもありますし、月額1,000円くらいで利用できるものもあります。
効率よく成果に結びつけるための投資と思って、ぜひ使ってみることをおすすめします。
私のおすすめは、ラッコキーワードです。
月額440円〜利用できることができ、コストパフォーマンスが圧倒的に高いです。SEO初心者の方であれば、一択で考えて良いと思います。
- 無料から利用できるキーワードリサーチツール
- 自社サイトの集客キーワードがわかる(自社分析)
- キーワードの月間検索ボリュームがわかる(市場分析)
- 競合サイトの獲得キーワードがわかる(競合分析)
⑤コンテンツを作成し集客力を高めていく
狙うキーワードが決まれば、あとはコンテンツをどんどん作成して公開していきましょう。
コンテンツ量が少ないうちは、なかなかGoogleに評価されにくく、上位表示は難しいです。
また、評価が安定するのに数ヶ月要するので、はじめのうちはあまり順位を気にしすぎることなく、ウェブサイトに厚みを持たせていくことを重視しましょう。
ある程度テーマを絞って専門性を高めた上で、世の中にとって役に立つコンテンツを提供できているのであれば、自然と上位表示されるようになっていきます。
あとはひたすらPDCAを回していくのみです!
まとめ
本記事では、ウェブ解析士取得者が次に習得したいスキル「SEO」について、学ぶメリットと具体的な学び方のステップを紹介しました。
SEOはあまりコストをかけずに実践的なスキルを身につけやすいジャンルであり、取り組むことでウェブ広告やデザイン、アクセス解析など周辺スキルも自然と身についていく点でおすすめできます。
私自身が歩んできた道でもあり、モチベーション高く取り組んでこれた方法であるので、一つの参考にしていただければ幸いです。
私の周りにも、ウェブ解析士の取得を機にウェブマーケティング領域の興味が高まり、ビジネスに繋げていった仲間が実際にいます。
せっかく取得した資格ですので、合格で終わることなく、ぜひご自身のキャリアのステップアップとして活用してみてはいかがでしょうか。
デジタルパフェでは、上級ウェブ解析士の取得に関するお悩みや相談をいつでも受け付けております!
「上級ウェブ解析士が気になる!」「ウェブマーケティングのスキルを高めたい!」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね
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